日本・ポーランド国交樹立100周年の認定事業として両国で開催

日本・ポーランド 国交樹立100周年記念事業「藝展―GEI-TEN―」

会期:2019年4月8日(月)~4月21日(日)
会場:ワルシャワ国立ヴィラヌフ・ポスター美術館(ポーランド・ワルシャワ)
主催:藝展実行委員会、ワルシャワ国立ヴィラヌフ・ポスター美術館
運営:株式会社 クオリアート
協力:音羽山 清水寺
後援:在ポーランド日本国大使館、京都府、京都市、京都市観光協会


《海外展》
国交樹立100周年を記念し、国立美術館での展覧会を開催しました

ヨーロッパ中部、バルト海の南岸に面するポーランド共和国。日本とポーランド間では、両国民の互いの文化に対する関心が高く、同国は日本語教育も活発に行なわれるほど親日国として知られています。その両国がこの度、日本・ポーランド国交樹立100周年を迎えたことを記念して、ユネスコ世界文化遺産の清水寺を舞台に開催した美術展覧会「藝展」の海外展を「日本・ポーランド国交樹立100周年記念事業」として、ワルシャワ国立美術館の分館であるヴィラヌフ・ポスター美術館にて開催し、盛況の裡に終了いたしました。 日本側として株式会社クオリアート、ポーランド側はヴィラヌフ・ポスター美術館での共催事業として行ない、展示室には熱意を込めて生み出された芸術作品、日本画16点、洋画57点、彫塑・工芸64点、写真6点、書道26点の全169点を展示。連日多くの方にご来場いただくことが出来ました。

ヴィラヌフ・ポスター美術館は、首都ワルシャワ市内の、17世紀末にポーランド王が建てたヴィラヌフ宮殿に隣接して1968年に創設。同館は近年1966年に開催された世界初の国際ポスタービエンナーレの会場となっています。第1回展より日本のアーティストが栄冠を得るなど、両国の文化交流史上の記念碑的な施設でもあります。 さらに今回、「日本・ポーランド国交樹立100周年公式ロゴマーク」を手掛け、近年PUMAとのコラボレーションでも知られる著名なグラフィック&ファッションデザイナーであるミハウ・ウォイェフスキ氏が、「藝展」の海外展メインデザインを手掛けてくださいました。

展覧会初日にあたる4月8日(月)のオープニング・セレモニーでは、法螺貝奏者の松原宏幸氏が美術館中に音色を響かせ、書家の詠月先生が見事な《愛》という文字を揮毫する書道パフォーマンスで会場を沸かせセレモニーがスタートしました。 まず会場である美術館館長のマリアス・クノロウスキ氏より、日本でもポーランドのポスター展を実施する一方、ワルシャワ国立美術館と協力して日本の伝統美術品の展示を行なうなど、日本との絆を強く感じている事を述べられ、この度の本展の開催を歓迎いただきました。

日本側の主催者を代表して、藝展実行委員長の櫛田英俊からは、本展によって日本とポーランドがより親密に互いの文化を理解することに至れば、またそのことが世界平和に通じ、芸術の使命が本当の意味で達成されると述べ挨拶としました。 次にご列席いただいたご来賓のご紹介があり、ご来賓を代表して在ポーランド日本国大使館特命全大使の川田司氏よりお言葉頂戴。これだけ多くの日本人アーティストによる作品がワルシャワで展示されたことはあまり前例がなく、本展をきっかけに多くの文化交流が起こることを祈念されました。 最後にワルシャワ国立美術館館長のイェジ・ミジョウェク氏からは、日本の芸術は人の心を動かすものであるとして、国立美術館でも日本の作品をポーランドの人々に見せる機会を作りたい、と語っていただきました。


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Momoe Kawazoe